Verdell

解決は求めていません。。。

いざ、入学式

久しぶりに記録しておこうと思うことがあったので書きます。

 

今日は、めでたく長男くんの小学校入学式でした。当方、田舎のため、超超小規模小学校で、全校生徒50人ちょい。今年度の新1年は、うちの長男くんを入れて9人!少なっ!しかしこれでもここ数年では多い学年だそうで…

限りなくアットホームな、ふんわりニコニコな入学式でした。とても良かったです。

 

生徒の少なさが功を奏し、このコロナ禍において、マスク着用、換気は当然行うものの、まさかの在校生全員が入学式に参加しとても楽しい雰囲気で式が進み、さらに保護者は2名とも記念撮影に入れるなどいろいろ、よその学校では断念せざるを得ない事項が余裕でクリアできるというメリットが発生しておりました。

 

児童数によって1.2年生は複式学級となることが決まっており、2学年で1つのクラスとして扱われます。

だいたい複式学級とはなんぞや⁇というところから始まり、やっと、だんだんイメージを掴めてきたところです。国語と算数、道徳など最初が肝心、順番大事系の教科だけは、さすがに1年生と2年生が別れてそれぞれの先生に教わります。その他の、音楽体育図工生活などの教科は、2学年一緒に。例えば生活の授業は、うちの長男くんは先に2年生の教科書を使うそうです。そして来年、新しい1年生と、1年生用の内容を勉強する、ということらしい。体育なんか、人いないとチーム競技何もできないもんね笑

複式学級の話を最初に聞いた時は、おいおい…今時そんな…マジかよという気持ちでお腹いっぱいに。そして正直今も、いや、やっぱりこれ大丈夫なの⁇という気持ちがないわけではないです。

 

児童の減少が止まらず、逆方向にあるそれなりの規模の小学校と合併した方が…という話はかねてより出ており、複式学級があまりに未知の世界でやはり不安なこともあり、正直私も、合併派です。

これまでの歴史がうんぬんと、OBOGが反対しているという話を聞きますが、自分の子どもを通わせる親の立場としては、教育環境としてどうなのか心配な気持ちはやはりあり、何十年も前の子どもの多かった時代の思い出を理由に、今の子ども達にとっての最善がスルーされていいのかと、疑問に思ってもいます。

なので合併で話が進むのなら、立場としては賛成派です。

 

しかし今日はこの小さい小学校でよかったと思いました。コロナ禍において、他の学校に比べ色々なことが可能になるというメリットも1つの理由ですが、子どもたちの、のびのびした雰囲気が、とてもとても、良かったです。どこにいても空間にゆとりがあり、開放感がうれしい。マスク、消毒その他諸々、世界が窮窟になる中で、この学校は広く、子どもは手足をいっぱいに伸ばして、走る、笑う。あぁ、いいところだな、いい感じだなと、嬉しい驚きが、今日はありました。

 

ネット環境が整っていればどこでも仕事ができるという人も増え、コロナによって田舎に移住する人も相当数いるという世の中。

 

田舎に田舎の良さがあり、当然不便さもあり。

 

田舎で子どもを育てるという、貴重な時間を体験中の今、長男くんの小学校ライフ、次男くんの保育園デイズ、それぞれを観察し、それらを通して、自分も多くの気づき、学びを得ています。

これからもたくさんの気づきと学びに恵まれるだろうと、嬉しい予感でワクワクの、春の1日でした。

 

複式学級のことも含めて、田舎の子育て事情について、少しずつ記録していこうと思います。